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中国で会社を設立する方法

中国で暮らす女性へ:安全・制度・生活情報

最近、女性がご友人と一緒に上海近郊へ移住したいというお問い合わせが増えています。

語学留学後にそのまま現地で就職する方、日本から直接引っ越してくる方など、ライフスタイルの多様化に伴い、中国での長期滞在を選ぶ女性が確実に増えてきてます。

中国の都市部は警察の巡回や監視カメラの設置が進み、比較的治安が安定しています。
上海や北京などの大都市では、日中はもちろん夜間の一人歩きも大きな問題はありません。
外国人向けの住宅や生活サービスも整備されています。

一方で、地方都市には独自の魅力があり、生活コストが抑えられるなどの利点もありますが、地域によっては安全面や生活習慣に注意が必要です。
また、中国政府は「中国女性発展綱要(2021–2030年)」を施行し、女性の健康・教育・社会保障などの分野でジェンダー平等を推進しています。こうした政策的な背景もあり、女性が安心して学び、働き、暮らせる環境は年々整備されつつあります。

このページでは、安全な住居探し、生活支援、制度理解、現地での不安を解消するためのFAQや相談窓口など、女性が中国で安心して暮らすために必要な情報をまとめてご案内します。都市部での生活の利点から地方都市の魅力まで幅広く取り上げ、移住を検討される方が安心して一歩を踏み出せるようサポートいたします。

✅ FAQ

🏠 住居契約の注意点

Q. 賃貸契約は必ず書面で交わす必要がありますか?
A. はい、書面契約は必須です。中国では口頭契約は法的効力が弱く、トラブル時の証拠になりません。
契約書には契約期間、家賃、敷金、退去条件、家具リストなどを明記し、貸主・借主・仲介業者の署名と押印が必要です。
契約書は不動産会社が用意してます。
中国で就労ビザなどを取得する時に、境外人員臨時住宿登記単(臨時宿泊登記証)が必要です。これは仮住民票の様な物です。

境外人員臨時住宿登記単(臨時宿泊登記証)の詳細👉

Q.外国人が契約できる物件に制限はありますか?
A. 基本的に分譲マンションが対象で、小区(団地)ならどこでも賃貸契約可能です。
ただし、**公安への居住登録(臨時居留証)**が必要なため、登録可能な物件かどうかを事前に確認してください。一部の物件では臨時宿泊登記証が登録できないケースもあるため、仲介業者に確認をしてください。

Q. 保証金や敷金の相場はどのくらいですか?
A. 敷金(保証金)は家賃の1〜2か月分が一般的です。退去時に部屋の損傷や滞納がなければ返金されます。
仲介手数料は家賃の1か月分程度が目安です。
契約時には家賃(前家賃2か月)+敷金+仲介料=約5か月分くらいの初期費用を準備する必要があります。
上海市中心部などは家賃は高いですが、地下鉄が網羅してますので少し郊外へ移ると3000元(月)位からあります。

上海中心部のワンルーム
◆日系不動産を利用:4,500元程度~(約9万円)
◆現地不動産を利用:4,000元程度~(約8万円)

上海の郊外エリアのワンルーム
◆現地不動産を利用:3,000元程度~(約6万円)

必ず現地で物件確認が必要です。
臨時宿泊登記証が取れない物件もあるのでご注意ください。

ルームシェアで3LDKくらいの高級マンションに住んでいるかたも増えてます。

Q. 上海市のバスや地下鉄は便利ですか??
A. 上海の公共交通は安価・広範囲・時間通り・安全性が高いという点で非常に優秀です。
特に地下鉄は外国人にも使いやすく、留学生や長期滞在者にとって安心して利用できる交通手段です。

🚇 地下鉄の特徴

路線数:21路線、500以上の駅があり、世界最大級の規模
運行時間:始発は5:30頃、終電は22:30〜23:30頃(路線により異なる)
料金:初乗り3元〜最大9元程度。距離に応じて加算

🏙 よく使われる路線
• 2号線(緑):浦東国際空港〜虹橋空港を東西に結ぶ主要路線
• 10号線(藤色):市内中心部や高島屋など日本人居住エリアを通る
• 1号線(赤):人民広場、徐家匯、上海南駅などを結ぶ

地下鉄路線図はクリックすると拡大されます。

🚌 バスの特徴

• 路線数:1,000以上の路線があり、地下鉄では届かない地域もカバー
• 料金:通常2元(交通カード使用可)
• 運行時間:6:00〜22:00頃が中心。深夜バスも一部あり
• 表示:路線番号と停留所名は中国語表記が基本。アプリ利用で補完可能
• 注意点:混雑時間帯は乗降に時間がかかることも


Q. 不動産契約時に必要な書類(パスポート、居留証など)は?
A.以下の書類が一般的に必要です:
• パスポート(原本とコピー)
• 居留許可証またはビザ
• 緊急連絡先(保証人が不要な場合もあり)


Q. 不動産仲介業者を利用する際の注意点は?
A.契約書の内容を必ず確認
(特に退去条件・原状回復・特約)
言語の壁に注意:契約書は中国語が基本。日本語訳や通訳の同席を推奨
家具リストの確認入居時と退去時に状態をチェックし、弁償対象を明確に
仲介業者のライセンス確認:信頼できる業者かどうかを事前に調査


🌙 夜間外出の安全対策

Q. 都市部で女性が夜間に一人で外出する際の注意点は?
A.上海や北京などの都市部では監視カメラや警察の巡回が整備されており、比較的安全ですが、人通りの少ない路地や暗い場所は避けるのが基本です。
スマホの充電を十分に保ち、位置情報共有アプリを使うと安心です。

Q. タクシーや配車アプリを利用する際の安全チェック方法は?
A.配車アプリ(DiDiなど)を利用する際は、車両番号・運転手の顔写真・評価を確認し、乗車前に一致しているかチェックしましょう。
乗車中は後部座席に座り、位置情報を家族や友人に共有する機能を活用すると安全です。

Q. 夜間に避けるべきエリアや状況はありますか?
A. 一般的に避けるべきなのは以下のような場所です:
人通りが極端に少ないエリア(工事現場周辺、郊外の空き地)
照明が不十分な路地や公園
観光地周辺の客引きや声かけ(特に「お茶に誘う詐欺」など)


在上海日本国領事館からのお知らせぼったくり被害注意1 👉
在上海日本国領事館からのお知らせぼったくり被害注意2 👉
声をかけてくる違法タクシーには絶対に乗らないようにしましょう。

Q.緊急時に警察へ連絡する方法(110通報の流れ)は?
A.中国では緊急通報番号は**110(警察)**です。通報時は以下の情報を簡潔に伝えましょう:
• 自分の位置(できれば地名+建物名)
• 状況(例:「女性が一人で困っている」「不審者がいる」など)
• 名前と連絡先(可能であれば)
中国語が難しい場合は「Help! Police!」と叫ぶことで周囲の協力を得られることもあります。

Q.女性が安心して利用できる交通手段は?
A.地下鉄は監視カメラ・警備員・定時運行が整っており、最も安全な交通手段の一つです。
バスも便利ですが、夜間は本数が減るため注意。
DiDiなどの配車アプリは事前登録・GPS追跡・評価制度があり、比較的安心して利用できます。
タクシーや配車アプリで呼んだ車は料金が安いので安心です。

🏥 医療機関の利用方法

Q.外国人が利用できる病院やクリニックはどこですか?
A.上海・北京・広州などの大都市には、外国人向けの外来部門や国際クリニックを併設した総合病院があります。たとえば:
• 上海ユナイテッドファミリー病院(United Family Hospital)
• 華山医院国際部(Huashan Hospital International)
• 仁済医院国際医療部(Renji Hospital International)
これらの施設では、外国人登録やビザの有無にかかわらず受診可能です。

Q.日本語や英語に対応している医療機関はありますか?
A.日本語サポートのある私立病院(同系列の診療所を含む)⇒在上海日本国領事館Web


Q.健康保険に加入していない場合の医療費はどうなりますか?
A.外国人が中国の公的医療保険に加入していない場合、全額自己負担になります。
• 一般外来:200〜500元程度(約4,000〜10,000円)
• 国際クリニック:1,000元以上も珍しくありません
海外旅行保険や民間の医療保険に加入しておくことを強く推奨します。

Q.緊急時に救急車を呼ぶ方法(120通報の流れ)は?
A.中国の救急番号は**120(救急車)**です。通報時は以下を伝えます:
1. 場所(できれば建物名・階数・目印)
2. 症状(例:呼吸困難、意識不明など)
3. 名前と連絡先(可能であれば)
中国語が難しい場合は、周囲の人に「Help! Call 120!」と伝えると協力してもらえることがあります。

Q.薬局で購入できる一般的な薬と処方薬の違いは?
A.中国の薬局では、以下の2種類の薬が販売されています:
• OTC薬(非処方薬):風邪薬、胃薬、鎮痛剤など。身分証不要で購入可能
• 処方薬(Rx):抗生物質、精神安定剤など。医師の処方箋が必要
薬局によっては英語・中国語の多言語対応マニュアルを備えており、症状を指差しで伝えることも可能です。

📑 制度・手続き関連

Q.居住登録はどのタイミングで必要ですか?
A.外国人は中国入国後、24時間以内に最寄りの公安派出所で居住登録(臨時宿泊登記)を行う必要があります。
ホテル宿泊の場合はホテル側が代行しますが、賃貸住宅などに住む場合は自分で手続きが必要です。
境外人員臨時住宿登記単(臨時宿泊登記証)登録 👉
長期滞在者はさらに30日以内に「居留許可」の申請が必要です。

Q.ビザ更新の際に注意すべき点は?
A.居留許可の更新は有効期限の30日前までに申請する必要があります。パスポート番号の変更や職場変更などがあった場合は、10日以内に公安局へ届け出が必要です。
遅れると罰則対象になるため、余裕を持って準備しましょう。

Q.長期滞在者が加入できる保険制度はありますか?
A.就労ビザで滞在する外国人は、中国の社会保険制度に加入義務があります。
2024年からは**「外国人工作許可証」と「社会保障カード」が統合**され、電子カードで保険加入・確認が可能になりました。
留学生や帯同家族は対象外のこともあるため、民間保険や海外旅行保険の併用が推奨されます。

Q.外国人女性が就職する際の労働許可の流れは?
A.就労には以下の流れが必要です:
1 雇用先が「外国人工作許可通知」を取得
2 申請者がZビザを取得し入国
3 入国後15日以内に「外国人工作許可証」を申請
4 その後「居留許可」を公安局で申請
※許可証取得前に就労すると不法就労とみなされ罰則対象になります。

就労ビザの基礎知識👉

Q.結婚や家族帯同に関する制度はどうなっていますか?
A.中国人との結婚は婚姻登記所での正式な手続きが必要です。
帯同家族(配偶者・子ども)はSビザ(私的訪問)で滞在可能ですが、就労は不可です。
帯同者も居住登録と居留許可の申請が必要です。結婚後のビザ変更や滞在延長には婚姻証明書の提出が求められます。

家族帯同ビザとは👉

軽い気持ちで取り返しのつかないことになることがあります。
中国で生活するにあたり、最低限知っていた方が良い法律は 👉

在上海日本国総領事館Web
居留許可、就労、査証(ビザ)に関する注意事項  👉

帰国する時や渡航してくるときに荷物を預かるのは危険です。

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中国進出の基本ステップと対応方法


中国で事業を始めるには、会社設立や滞在資格の取得、税務登録など、いくつもの手続きが必要です。
初めての方にとっては、制度の違いや情報の不透明さに戸惑う場面も少なくありません。
このページでは、中国進出に必要な基本ステップをわかりやすく整理し、glink21がどのようにサポートできるかをご案内します。

何から始めればいいか迷っている方も、流れに沿って進めるだけで、安心して事業をスタートできます。

1. 会社設立(法人登記)

  • 選択肢:外資独資企業、合弁企業、パートナーシップ企業など
  • 必要書類:企業投資と個人投資で必要資料は異なる
  • 手続き先:市場監督管理局(SAMR)
  • ポイント:事業ライセンス取得には業種ごとの条件あり

2. 滞在資格の取得(Zビザ → 就労許可 → 居留許可)

  • Zビザ:日本で申請し、中国入国のための就労前ビザ
  • 外国人工作許可証:入国後に申請。雇用契約や健康診断が必要
  • 居留許可:公安局(出入境管理処)で申請。これにより正式な滞在資格が得られる
  • 注意点:就労ビザがない状態で報酬を受け取ると不法就労扱い

3. 銀行口座の開設

  • 口座種類:資本金口座、人民元基本口座、外貨口座など
  • 必要書類:営業許可証・社印、法定代表人の身分証、税務登録証など
  • 注意点:資本金口座は外貨管理局の承認が必要な場合あり

4. 税務登録

  • 手続き先:税務局(国家税務総局)
  • 必要事項:納税者識別番号(TIN)、会計制度の選択、電子申告の設定
  • ポイント:設立後15営業日以内に登録が必要。遅延は罰則対象

5. 実務開始

  • 準備項目:契約書の整備、従業員の雇用、会計・法務体制の構築
  • 支援内容:glink21では、現地弁護士事務所との連携により法的トラブルにも対応可能

よくある質問(FAQ)

Q. 会社設立にはどれくらいの期間がかかりますか?
A. 通常、中国での会社設立にはおおよそ1〜2か月程度かかります。 ただし、地域や業種、書類の準備状況によって前後することがあります。
飲食店の場合は、店舗選びや食品経営許可証(食品经营许可证)などを取得する必要があります。

Q. 滞在資格の取得はいつから準備すべきですか?
A. 滞在資格(就労ビザ・居留許可)の準備は、会社設立の手続きと並行して、できるだけ早めに始めるのが理想です。
営業許可証と社印が出来上がり、稼働事務所選びが終われば就労ビザの申請が開始できます。
特に初めて中国に渡航する場合は、会社設立の準備と同時に、ビザ取得に必要な書類やスケジュールを確認しておくことが重要です。

Q. glink21にすべて任せることはできますか?
A. 会社設立から滞在資格(就労ビザ)の取得、銀行口座の開設、税務登録、そして事業開始まで、一連の手続きを日本語で丁寧にサポートしています。
初めての方でも、流れに沿って進めるだけで、安心して事業をスタートできます。
営業許可証と社印の取得までは、代理で手続きできますが、銀行口座開設・税務登記・就労ビザ申請時には法定代表人が渡航してくる必要があります。

🧩 glink21でできること

  • 書類準備・翻訳・提出サポート
  • ビザ取得・滞在資格の申請支援
  • 銀行口座開設の同行通訳・調整
  • 税務登録・会計体制の構築支援
  • 地域選定・開発区との連携サポート

会社設立から就労ビザ取得、事業開始まで、必要な手続きをすべてサポートします。
複雑な内容も、流れに沿って進めるだけで安心して完了できます。

会社設立についての詳細は👉こちらをご覧ください。
就労ビザについての詳細は👉こちらをご覧ください。

お問い合わせは無料です。
ケースバイケースで色々な進め方があります。
ご遠慮なくお問い合わせください。

中国駐在の準備ガイド|Zビザ・生活・制度対応

中国での駐在や現地勤務には、Zビザ(就労ビザ)の取得が原則必要です。
出張とは異なり、報酬を伴う業務に従事する場合は「就労」とみなされ、Zビザと居留許可の取得が求められます。
本ページでは、Zビザ取得の正しい流れ(外国人工作許可通知の取得から入国後の手続きまで)を、制度に基づいてわかりやすく整理しています。
制度変更にも対応しながら、安心して中国での業務を開始できるよう、glink21が制度理解と実務手続きをサポートします。

🧭 駐在前にやること(日本側)

・駐在辞令・契約内容の確認
・駐在期間と業務内容の整理
・Zビザ申請準備
   「中国側企業が申請し、「外国人工作許可通知」を取得
・家族帯同の有無と必要手続き
「Sビザの申請には、「外国人工作許可通知」に帯同家族の氏名が記載されている必要があります。」
・Zビザ、Sビザの申請(中国ビザ申請センター)
・海外保険・年金・住民票の対応
「会社制度の確認、住民票の一時抹消、海外保険加入など」

👉 Zビザの申請の基礎知識

🏢 駐在先でやること(中国側)

・現地法人との契約確認
・入国後30日以内に以下の手続き:
外国人就業証(電子版)の登録
居留許可証(Residence Permit)の申請
個人所得税登録
銀行口座開設
住居探し・生活インフラの整備
健康診断・保険加入・緊急連絡体制の確認

⚠ よくある不安と注意点

  • 「Mビザで出張していたが、駐在になったら何が違う?」
    → Mビザは短期訪問用。報酬を伴う業務従事にはZビザが必要です。
  • 「家族のビザはどうすれば?」
    → S1ビザなどの帯同ビザが必要。申請手続きはZビザ取得後に開始できます。
  • 「現地での税務申告は必要?」
    → 原則必要。現地法人との契約内容によって対応が異なります。
  • 「日本との社会保険の関係は?」
    → 年金・健康保険の取り扱いは、会社の制度と本人の選択によって異なります。
  • 「現地での生活支援はある?」
    → glink21では住居・銀行・保険などの初期支援も対応可能です。

🛠 glink21の支援内容

  • Zビザ申請サポート(許可通知取得・申請書類整備)
  • 入国後の就業証・居留許可申請支援
  • 家族帯同ビザの案内
  • 駐在者向け税務・法務支援
  • FAQリンク:「駐在者のよくある質問」
  • 無料相談フォーム・WeChat誘導

📞 ご相談・お問い合わせ

駐在準備に関するご相談は、無料相談フォームまたはWeChatよりお気軽にご連絡ください。
👉 [無料相談はこちら]
👉 [WeChatで相談]

中国で会社を作るときの法人形態とは?わかりやすく解説

法人形態の違いと選び方|glink21

中国で会社を設立する際には、目的や投資形態に応じて複数の法人形態から選ぶ必要があります。
ここでは代表的な3つの形態について、特徴と選び方をわかりやすく解説します。

有限会社(外商独資企業)

特徴:

  • 外国資本100%で設立可能
  • 経営権をすべて外国側が持つため、意思決定がスムーズ
  • 中国側との摩擦が少なく、自由度が高い

メリット:

  • 自社の方針で運営できる
  • 現地パートナーとの調整不要
  • 淘宝(タオバオ)・抖音(ドーイン)などと契約可能
    淘宝(タオバオ)成功例 👉
    抖音(ドーイン)で成功 👉

    注意点:
    ・業種によっては設立が制限される
    (例:不動産、旅行業、ネットカフェなど)
    ・中国国内での販路開拓は自力で行う必要あり

    合弁企業(中外合資企業)

    特徴:

    • 中国企業と共同出資で設立
    • 有限会社の形態をとる
    • 中国側の営業許可や販路を活用できる

    メリット:

    • 現地の人材・設備・販売ルートを活用可能
    • 初期投資が比較的少なく済む
    注意点:

    • 意思決定に中国側の同意が必要
    • 情報漏洩やコンプライアンスリスクに注意

     

    駐在員事務所(代表処)

    特徴:

    • 外国法人の出張所のような位置づけ
    • 独立した法人資格はない
    • 営利活動は原則不可

    できること:

    • 市場調査、展示会参加、現地との連絡業務
    • 宣伝活動や情報収集

    注意点:

    • 商品販売や契約行為はできない
    • 長期的な事業展開には不向き

    選び方のポイント

    投資形態 おすすめ法人形態 理由
    個人投資 有限会社(独資) スポートのみで設立可能。自由度が高い
    企業投資 合弁企業 現地販路や人材を活用できる
    調査・準備段階 駐在員事務所 営利活動なしで情報収集に適している

    よくある質問

    Q. 資本金はすぐに必要ですか?

    1. 設立時には不要で、5年以内に納付すれば問題ありません。 

    Q. 個人でも会社を設立できますか?

    1. はい。個人投資なら株主のパスポートだけで設立可能です。

淘宝(タオバオ)で成功した日本企業・事例紹介

🏆 タオバオで成功した日本企業・事例紹

① 上海欧貝薩諮詢有限公司(代表:内田信氏)
– 背景:2008年にタオバオに出店。きっかけは奥様の小遣い稼ぎから。
– 転機:同年、中国で発生した「毒粉ミルク事件」により、日本製ベビー用品の需要が急増。
– 成功要因:
– 日本製品の信頼性を活かした商品選定(ベビー用品・日用品など)
– 朝7時〜深夜2時までのチャット対応という徹底した顧客対応
– 「本物かどうか」を気にする中国人消費者に対し、丁寧な説明と信頼構築を重視
– 結果:初月7万元 → 翌月20万元の売上に成長


② トランスコスモスチャイナ(大手支援企業)
– 内容:タオバオTMALLの「統合サービスプロバイダー」として8年連続5つ星評価を獲得
– 役割:日本企業の中国EC進出を支援(店舗運営・マーケティング・CS対応など)
– 強み:
– ブランド運営力、商品管理、マーケティング、会員管理などの総合力
– デジタルツールと人材育成を組み合わせた支援体制
– 活用法:中小企業がタオバオ進出する際のTP(Tmallパートナー)としての連携先として有力

出典:
現代ビジネス:日本人がタオバオで成功する秘訣(須藤みか)
トランスコスモス:タオバオTMALLで8年連続5つ星評価

🧭 淘宝で成功するための5つのポイント

1. 商品だけでなく、対応の丁寧さが信頼につながります

中国の消費者は「本物かどうか」「対応が誠実か」を非常に重視します。
日本製品の品質に加え、丁寧なチャット対応や説明が、信頼とリピート購入につながります。

2. 安売りではなく、安心を提供しましょう

淘宝では価格競争が激しいですが、安心感・信頼性・使いやすさを伝えることで差別化が可能です。
「なぜこの商品を選んだのか」を伝えることで、共感と購入意欲が高まります。

3. チャット対応は迅速かつ親切に

購入前・購入後の質問に対して、素早く・親切に対応することが売上に直結します。
チャットは単なる問い合わせ窓口ではなく、顧客との信頼関係を築く大切な接点です。

4. トラブル対応こそ、信頼を築くチャンスです

配送遅延や商品不備などのトラブル時には、先に謝罪し、誠意ある対応を行うことが大切です。
誠実な対応は、むしろファンを増やすきっかけになります。

5. 淘宝は“人とのつながり”を育てる場です

商品を売るだけでなく、顧客との関係を築くことでリピーターや紹介につながります
長期的な視点で運営することが、安定した成功への近道です。

抖音(ドーイン)で成功した日本企業の事例

1. ISDG(医食同源ドットコム)

商材:健康食品・サプリメント(酵素・ダイエット系)
施策:KOL(インフルエンサー)を起用し、ライブ配信+商品レビュー動画を展開
成果:短期間で数百万回再生、売上大幅増
ポイント:視覚的にわかりやすい商品+健康志向の中国ユーザーにマッチ

2. FANCL(ファンケル)

商材:無添加化粧品・サプリメント
施策:ブランドストーリーを伝える動画+ライブコマース
成果:ブランド認知度向上+EC売上増加
ポイント:**「安心・安全・日本品質」**という価値観が中国ユーザーに刺さった

3. ANESSA(資生堂)

商材:日焼け止め
施策:KOLによるリアルな使用レビュー+屋外ロケ動画
成果:再生数・保存数ともに高水準、若年層への浸透に成功
ポイント:「実際に使ってみた」動画が信頼感を生み、購買に直結

🔗 出典・参考
– クレソン:Douyinマーケティング成功事例まとめ 👉

ドーイン(抖音/Douyin)とは?

  • 開発元:ByteDance社(TikTokと同じ会社)
  • 対象地域中国本土専用(TikTokは国際版)
  • ユーザー数:DAU(デイリーアクティブユーザー)約7〜8億人

🛍️ ドーインの特徴的な機能

  • ライブコマース:動画内で商品を紹介し、即購入可能
  • 抖音小店(Douyin Shop):EC機能が内蔵されており、店舗運営も可能
  • 地域別レコメンド:ユーザーの位置情報や好みに応じて動画が最適化される
  • ミニアプリ連携:飲食店予約、チケット購入なども可能

成功の共通ポイント

KOL(インフルエンサー)活用:信頼性と拡散力を両立
ライブ配信+EC連携:その場で購入できる導線設計
中国ユーザーの価値観に合わせた訴求:「健康」「安心」「日本品質」など

ドーインは「TikTokの中国版」ではなく、中国市場に特化した超高機能ショート動画プラットフォームです。
EC・ライブ配信・地域密着型マーケティングが可能で、中国での認知拡大や販売促進には欠かせないツールとなっています。

🧩 日本企業が使う場合の注意点
• TikTokでは中国ユーザーにリーチできない
• 中国市場向けにはドーイン専用の運用・広告戦略が必要
• 登録には中国の電話番号や法人情報が必要な場合あり

中国ビジネス・生活に役立つ情報集


中国ビジネス・生活に役立つ情報集
– glink21が厳選した、実務に役立つ制度・手続き・注意点 –


中国での会社設立・ビザ取得・税務申告・生活支援など、進出に必要な情報をカテゴリ別に整理しました。
初めての方も、すでに進出済みの方も、ぜひご活用ください。

🔹 ビザ・滞在・出入国関連

[Mビザについて]
  👉こちら
中国での商業活動や貿易業務を目的とした短期滞在用のビザ

[Mビザでの長期滞在のリスク]
  👉こちら
商用ビザでの継続滞在がもたらす法的リスクと事例

・留学ビザ(Xビザ)
 👉こちら
信頼できる情報源をご案内しています。

🔹 居留・宿泊・滞在管理

居留許可申請の状況確認
👉こちら
オンラインでの進捗確認方法と注意点

境外人員臨時住宿登記単(臨時宿泊登記証)
👉こちら
ホテル以外に滞在する場合の登録義務と手続き

🔹 家族・帯同・出産関連

家族帯同ビザ(S1・S2)
配偶者・子どもを帯同する際の申請方法と条件
👉こちら

中国で出産予定のかた
医療機関の選び方とビザ・保険の注意点
👉こちら

🔹 出入国法令・制度

中華人民共和国出入境管理法(原文)
👉こちら
外国人の出入国に関する基本法令(全文)

外国人入国出国管理法実施細則
👉こちら
実務に関わる細則と違反時の対応

🔹 緊急・特殊対応

旅行証について
👉こちら
パスポート紛失時や緊急出国時の代替書類

パスポートを紛失した場合
👉こちら
再発行手続きと大使館・領事館の連絡先

中国ビザ申請サービスセンター
👉こちら
各都市の申請窓口と対応範囲

📂 カテゴリ別リンク一覧

🧾 法令・制度(会社設立・登記・ICPなど)

🛂 ビザ・滞在・出入国

  • 就労ビザ申請の基礎知識 ⇒📄
  • 外国人の中国における就業管理規定 ⇒📄
  • 外国人工作許可証の電子版登録 ⇒📄
  • Mビザでの長期滞在のリスク ⇒📄
  • 家族帯同ビザ(S1・S2) ⇒📄
  • 永住権取得サポート ⇒📄
  • 居留許可申請の状況確認 ⇒📄
  • 境外人員臨時住宿登記単(臨時宿泊登記証) ⇒📄
  • 外国人入国出国管理法実施細則 ⇒📄
  • 中華人民共和国出入国管理法(原文) ⇒📄
  • 旅行証について ⇒📄
  • 中国で出産予定のかた ⇒📄
  • パスポートを紛失した場合 📄⇒
  • 中国ビザ申請サービスセンター ⇒📄

💰税務・電子化

  • 個人所得税について ⇒📄
  • 個人所得税APP登録方法 ⇒📄
  • 個人所得税183日ルールと6年特例 ⇒📄
  • 外国人工作許可証の電子版登録 
  • 2024年度の個人所得税の決算清算準備 ⇒📄
  • 電子発票(e-invoice)について ⇒📄

🧑‍💼 人事・契約

  • 中国人スタッフの雇用契約書の作り方 ⇒📄
  • 社会保険・住宅積立金の加入義務 ⇒📄
  • 駐在員の給与設計と税務処理 ⇒📄
  • 商標登録・知的財産権の保護方法 ⇒📄
  • 電子契約の法的効力と注意点 ⇒📄

🌐 デジタル・IT

  • WeChat公式アカウントの開設と運用方法 ⇒📄
  • 小紅書(RED)でのプロモーション事例 ⇒📄
  • 中国国内でのサーバー設置とICP備案 ⇒📄
  • 越境ECと一般貿易の違いと選び方 ⇒📄

🏢 地域別進出ガイド

  • 上海での会社設立の特徴と注意点 ⇒📄
  • 蘇州の開発区の比較 ⇒📄
  • 深圳でのIT企業支援制度 ⇒📄
  • 地方都市(成都・西安など)の進出メリット ⇒📄

🏢公的機関・大使館

  • 中国国内の日本大使館・日本領事館 ⇒📄
  • 日本国内の中国大使館関係連絡先 ⇒📄
  • 中国ビザ申請サービスセンター ⇒📄
  • 日本企業支援窓口(在中国日本大使館) ⇒📄
  • 外務省 官民連携推進室(日本) ⇒📄
  • JETRO中国事務所 ⇒📄

公的機関の情報も活用しながら、glink21では「実際にどう動けばいいか」「どこに注意すべきかを日本語でサポートいたします。
制度の概要は大使館やJETROでご確認ください。
glink21は実務レベルでお手伝いします。

🏢情報関係

    • 上海市提供国際サービス ⇒📄
    • 北京市へようこそ ⇒📄
    • JETROビジネス短信 ⇒📄

日本語で読める公式・専門情報

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中国現地法人設立・長期滞在サポート

中国現地法人設立・長期滞在サポート

glink21 サービス案内

このページは、中国での会社設立や長期滞在をサポートする窓口です。

中国現地法人設立の流れ

中国での現地法人設立には、事前準備から登記完了まで複数のステップがあります。
glink21では、以下の流れに沿って日本語で丁寧にサポートいたします。

  1. 法人形態の選定(有限会社・合弁企業・駐在員事務所など)
  2. 必要書類の準備(パスポート、印鑑証明、会社定款など)
  3. 現地登記申請(工商局への提出)
  4. 銀行口座の開設・資本金の送金
  5. 税務・労務登録の完了
  6. ビザ・長期滞在手続きの支援

中国現地法人設立のサポート風景

法人設立には、企業投資と個人投資で必要書類が異なります。
個人投資の場合は、株主のパスポートだけで設立可能です。
資本金はすぐに用意する必要はなく、設立後5年以内に納付すれば問題ありません。

各ステップで必要な書類や注意点は異なりますが、glink21では現地事情に精通したスタッフが、言語・文化の壁を越えてサポートします。
WeChatでの相談も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

・中国就労ビザの制度全体については、👉就労ビザの基礎知識ページをご覧ください。

・制度全体の流れや関連サービスについては、👉glink21総合案内をご参照ください。

・法人形態の違いや選び方について詳しく知りたい方は、👉こちらの解説ページをご覧ください。

・会社設立代行の詳細を詳しく知りたい方は、👉こちらの解説ページをご覧ください。

・就労ビザ取得サポートの詳細を知りたい方は、👉こちらの解説ページをご覧ください。

会社設立直後にスタッフがいなくても、案件ごとの業務サポートが可能です。
必要が無いスタッフを無理して雇用することはありません。
政府関連部署からの連絡対応 ⇒
外資口座開設 ⇒
輸出入権申請 ⇒
など、サポートします。

業務サポート詳細

対応エリアと特徴
– 上海を中心に、中国全土・香港で対応可能
– 地方政府の招商局とも連携、非対面での設立も可能
– 日本語・中国語対応、WeChatでの相談もOK

目的別で詳しく見る
外資企業設立の流れと注意点      ⇒
外国人雇用・就労ビザの注意点     ⇒
ICP登録と中国向けWebサイト開設 ⇒

設立可能な法人形態

 

法人形態 対象 特徴
外資企業 個人・法人投資 法的保護が強く、就労ビザ取得も可能
内資企業 中国人投資 パートナーが必要、法的リスクあり
分公司 (支社) 既存法人の支店 登記のみで設立可能、資本金不要

サポート料金の目安

サービス内容 料金(目安)
外資企業設立 12,000元〜
分公司設立 (中国国内に本社が必要) 4,000元〜
就労ビザ申請サポート 2,500元〜
ICP登録・Web開設支援
※レンタルサーバー選択サポート
1,000元〜

※詳細はお問い合わせください。相談は無料です。

よくあるご質問(FAQ)

Q. ノービザ渡航で会社設立できますか?
A. はい、可能です。ただし注意が必要です。
ノービザ(ビザ免除)での渡航でも、会社設立の申請手続きは可能です。
ただし、設立後に就労や経営活動を行うためには、別途「就労ビザ」の取得が必要です。
ノービザやMビザのまま業務に従事すると「不法就労」とみなされる可能性があるため、設立後は一度帰国し、Zビザを取得してから再入国する流れが一般的です。

Q. 資本金はいつまでに払えばいいですか?
A. 設立時に支払う必要はありません。
設立後、「5年以内に支払う」事が可能です。
実際の支払いタイミングは、税務・銀行・ビザ申請などの実務に応じて調整されるため、事業計画に合わせて柔軟に設計できます。

Q. オフィスが未定でも登記できますか?
A. はい、稼働オフィスは後からでもご相談いただけます。
会社設立時には登記住所が必要ですが、ご用意できます。
登記用の住所が未定の方にも対応可能なプランをご用意していますので、まずはご相談ください。

Q. 60歳以上でも就労ビザは取れますか?
A. 一般的な就労ビザは60歳の誕生日までです。
中国の就労ビザ(Zビザ)は原則として60歳未満が対象ですが、会社設立者(投資家)として申請する場合は、60歳以上でもビザの取得・更新が可能です。
実績や事業内容によって判断されるため、事前の制度確認と書類準備が重要です。

関連サービスのご案内
外国人雇用・就労ビザの取得サポート
中国向けWebサイト開設・ICP登録支援
登記後の税務・会計サポート
WeChatによる問い合わせ

中国長期滞在について

中国支社を持つ大手企業は日本本社の支援を受けられることが多いですが、中小企業や個人での進出では、現地対応をすべて自分で行う必要があります。
glink21では、そうした方々のために、事業初期から軌道に乗るまでの期間を支えるスポット対応をご提供しています。
行政手続きや通知対応はもちろん、生活面のサポートも含めて、日本語で安心してご相談いただけます。

・中国長期滞在の詳細については、👉こちらのページをご覧ください。・

滞在日数によって税務上の扱いが変わる場合があります。
詳しくは183日ルールと6年特例について👉をご覧ください。

お問い合わせ・無料相談

glink21には、個人事業主や中小企業の経営者の方から多くのご相談をいただいています。
飲食・物販・サービス業など、業種や規模を問わず対応しています。
初めての方でも安心してご相談いただけますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

外資企業設立の流れと注意点

外資企業は、企業投資・個人投資のいずれでも設立が可能です。

中国(上海)での外資企業設立は、日本で複雑な資料を準備することなく、現地滞在中に手続きを進めることが可能です。
・企業投資
・個人投資
個人投資なら、株主(法定代表人)のパスポートのみで設立可能です。

日本からの申請や代理人による設立にも対応しています。
設立までの概略は
1 会社名の決定
2 定款作成
3 市場監督管理局で申請
4 営業許可証と社印の受け取り
5 稼働オフィスの決定
6 銀行口座の開設
7 電子発票登録
8 就労ビザ申請
と言う流れです。

資本金は設立時に全額を用意する必要はなく、設立後、5年以内の払い込みで問題ありません。
登記用オフィスが未定の場合でも、当社にてご相談を承っております。
会社を設立し、就労ビザを申請した場合は60歳以降も更新可能で、長期的な事業運営に適しています。
内資企業の設立も可能ですが、日本人が法的権利を主張できないため、信頼できる中国人パートナーがいない場合は、外資企業としての設立を推奨しています.。


中国で外国人を雇用する際は、『中華人民共和国出入国管理法』第41条に基づき、
**就労許可と就労系の在留資格証(就労ビザ)**
の取得が必要です。
正式な就労ビザを取得する前に外国人を業務に従事させることはできず、これに違反した場合は、不法就労とみなされ、罰金・拘留・強制送還などの処罰を受ける可能性があります。
また、違法に雇用した企業側も、最大10万元の罰金などの行政処分を受ける可能性があります。
安心して事業を進めるためにも、法令に沿った適切な手続きが不可欠です。

法的根拠と現行制度(2025年時点)

『中華人民共和国出入国管理法』第41条では、外国人が中国国内で働くには「就労許可」と「就労系の在留資格証(就労ビザ)」の取得が必要と明記されています。


就労ビザ取得前に業務に従事することは違法であり、「不法就労」とみなされると、外国人本人は以下の処罰対象となります:
・最大2万元の罰金
・最大15日間の拘留
・悪質な場合は強制送還
・違法に雇用した企業側も、最大10万元の罰金などの行政処分を受ける可能性があります。
・「外国人工作許可証」を取得する前に就労した場合も、違反とされるため注意が必要です。

電子発票


中国の発票電子化について
中国では、2024年12月1日より「全面デジタル化電子発票(全電発票)」の全国展開が開始されました。
これにより、従来の紙発票や一部地域限定の電子発票に代わり、全国統一の電子発票サービスプラットフォームを通じて、すべての企業が電子発票を発行・受領・保存できる体制が整いました。
電子発票は紙発票と同等の法的効力を持ち、税務申告や経理処理にも正式に使用できます。

 

電子発票 (領収書)

XML形式での保存が義務化され、紙の保管は不要に
発票の発行限度額は月次総額で管理される方式に
発票発行機器が不要となりPCやスマホから発行可能