今まで、Mビザや家族訪問ビザで中国に長期滞在していたかたへ
今後、Zビザの申請・Mビザの申請において、PU招聘状は必要無くなりました。
中国ビザ申請についてのお知らせ(2022年7月1日更新)
2022-07-01 10:30発表
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ネットで見ると中国に移民している日本人は居ないとか、中国は移民する場所ではないとかよく書いてあります。
しかし、実際は日本人ご夫婦で大都市近郊に10年住んでいるとか多いのです。
大都市の高級マンションは家賃が高いので生活費もかかりますが、ちょっと郊外の区や都市に行くと、2LDKでも5万円位できれいな物件もたくさんあります。
日本料理など毎日外食をすれば食費もかかりますが自炊すると食費はかなり安く上がります。
また、中国の住居はマンションの集まりを小区と言い、塀などで囲まれて入り口は1~2ヶ所でガードマンが常駐していて部外者は入れなくなっています。
日本で言われているほど治安は悪くなく、むしろ安全と言っても過言ではありません。
この様に中国に長期滞在していたかたはほとんどがMビザでの滞在でした。
今までは日本でMビザの取得が簡単にできたからです。
しかし、Mビザの取得が難しくなったことやコロナの影響もあり、長年中国にご夫婦で住んでいたかたも帰国をしたかたが増えています。
残れているかたは、現地企業に就職したり、ご自分で会社設立などして就業ビザへ切り替えているかたです。
コロナ問題以降中国にMビザで長期滞在することは難しくなっています。
本来Mビザは出張などの短期のビザです。
今までは、1年、2年のMビザが取得できましたが、1回の滞在は最長で90日であり、90日に一度は海外に出る必要がありました。
しかし、コロナ渦で、一度中国から国外へ出ると戻ってくることが出来ないのが現状です。
※就業ビザのかたは行き来できます。
また、中国国内でMビザの更新はほぼ不可能です。
Mビザでの不法就労やMビザ取得時の渡航目的が虚偽のケースが多いからです。
コロナ問題直前でも、Mビザ申請に提出した招聘状の発行元企業へ日本の中国大使館から事実確認の問い合わせ電話が行くケースが増えていました。
コロナ渦では、企業が政府に申請しPU(政府発行の招聘状)が必要になっています。
こういう諸事情から、今後しばらくはMビザ取得は難しいし、取得出来ても長期滞在は更に難しいと思われます。
本来は、中国へビジネスで渡航する場合には、3ヶ月でも就業ビザの取得が必要です。
Mビザでの滞在では中国国内では働くことは出来ませんし、滞在者の中には生活費の入手方法を調査されているかたも居ます。
居留許可(就業ビザや家族帯同ビザ)が無いと銀行での個人口座開設や携帯電話番号の取得も出来ません。
つまり、自分名義の携帯番号や銀行口座が作れないので支払いアプリ(支付宝やwechat)の実名認証が出来ないのです。
就業ビザの場合、銀行の個人口座開設や携帯番号の取得もできますので、支払いアプリ(支付宝やwechat)の実名認証も出来ます。
また、Mビザ滞在と違い中国国内で収入を得ることも出来ます。
つまり、中国に長期滞在をしたいかたは、現地企業に勤めるか会社を設立して、就業ビザを取得するしかありません。
※留学するという方法で長期滞在をしているかたは居ます。
会社を設立するには
◯日本など中国国外に居る場合
中国で勤務する会社が無いと就業ビザの取得は出来ませんが、日本に居ても中国で会社設立が出来ます。 |
◯中国国内に居る場合
パスポートのみで会社設立でき、他の書類は必要ありません。 |
移民(いみん)とは、異なる国家へ移り住む事象(英語: immigration, emigration)、また出生国や育った国といった居住国を離れて、12か月以上、当該国へ移住して居住している人々(英語: immigrants, emigrants)を指す。
この定義によると長期留学生、仕事での長期赴任者、長期旅行者も「移民」である。
ウィキペディア(Wikipedia) より