中国で会社を作るときの法人形態とは?わかりやすく解説

法人形態の違いと選び方|glink21

中国で会社を設立する際には、目的や投資形態に応じて複数の法人形態から選ぶ必要があります。
ここでは代表的な3つの形態について、特徴と選び方をわかりやすく解説します。

有限会社(外商独資企業)

特徴:

  • 外国資本100%で設立可能
  • 経営権をすべて外国側が持つため、意思決定がスムーズ
  • 中国側との摩擦が少なく、自由度が高い

メリット:

  • 自社の方針で運営できる
  • 現地パートナーとの調整不要
  • 淘宝(タオバオ)・抖音(ドーイン)などと契約可能
    淘宝(タオバオ)成功例 👉
    抖音(ドーイン)で成功 👉

    注意点:
    ・業種によっては設立が制限される
    (例:不動産、旅行業、ネットカフェなど)
    ・中国国内での販路開拓は自力で行う必要あり

    合弁企業(中外合資企業)

    特徴:

    • 中国企業と共同出資で設立
    • 有限会社の形態をとる
    • 中国側の営業許可や販路を活用できる

    メリット:

    • 現地の人材・設備・販売ルートを活用可能
    • 初期投資が比較的少なく済む
    注意点:

    • 意思決定に中国側の同意が必要
    • 情報漏洩やコンプライアンスリスクに注意

     

    駐在員事務所(代表処)

    特徴:

    • 外国法人の出張所のような位置づけ
    • 独立した法人資格はない
    • 営利活動は原則不可

    できること:

    • 市場調査、展示会参加、現地との連絡業務
    • 宣伝活動や情報収集

    注意点:

    • 商品販売や契約行為はできない
    • 長期的な事業展開には不向き

    選び方のポイント

    投資形態 おすすめ法人形態 理由
    個人投資 有限会社(独資) スポートのみで設立可能。自由度が高い
    企業投資 合弁企業 現地販路や人材を活用できる
    調査・準備段階 駐在員事務所 営利活動なしで情報収集に適している

    よくある質問

    Q. 資本金はすぐに必要ですか?

    1. 設立時には不要で、5年以内に納付すれば問題ありません。 

    Q. 個人でも会社を設立できますか?

    1. はい。個人投資なら株主のパスポートだけで設立可能です。

淘宝(タオバオ)で成功した日本企業・事例紹介

🏆 タオバオで成功した日本企業・事例紹

① 上海欧貝薩諮詢有限公司(代表:内田信氏)
– 背景:2008年にタオバオに出店。きっかけは奥様の小遣い稼ぎから。
– 転機:同年、中国で発生した「毒粉ミルク事件」により、日本製ベビー用品の需要が急増。
– 成功要因:
– 日本製品の信頼性を活かした商品選定(ベビー用品・日用品など)
– 朝7時〜深夜2時までのチャット対応という徹底した顧客対応
– 「本物かどうか」を気にする中国人消費者に対し、丁寧な説明と信頼構築を重視
– 結果:初月7万元 → 翌月20万元の売上に成長


② トランスコスモスチャイナ(大手支援企業)
– 内容:タオバオTMALLの「統合サービスプロバイダー」として8年連続5つ星評価を獲得
– 役割:日本企業の中国EC進出を支援(店舗運営・マーケティング・CS対応など)
– 強み:
– ブランド運営力、商品管理、マーケティング、会員管理などの総合力
– デジタルツールと人材育成を組み合わせた支援体制
– 活用法:中小企業がタオバオ進出する際のTP(Tmallパートナー)としての連携先として有力

出典:
現代ビジネス:日本人がタオバオで成功する秘訣(須藤みか)
トランスコスモス:タオバオTMALLで8年連続5つ星評価

🧭 淘宝で成功するための5つのポイント

1. 商品だけでなく、対応の丁寧さが信頼につながります

中国の消費者は「本物かどうか」「対応が誠実か」を非常に重視します。
日本製品の品質に加え、丁寧なチャット対応や説明が、信頼とリピート購入につながります。

2. 安売りではなく、安心を提供しましょう

淘宝では価格競争が激しいですが、安心感・信頼性・使いやすさを伝えることで差別化が可能です。
「なぜこの商品を選んだのか」を伝えることで、共感と購入意欲が高まります。

3. チャット対応は迅速かつ親切に

購入前・購入後の質問に対して、素早く・親切に対応することが売上に直結します。
チャットは単なる問い合わせ窓口ではなく、顧客との信頼関係を築く大切な接点です。

4. トラブル対応こそ、信頼を築くチャンスです

配送遅延や商品不備などのトラブル時には、先に謝罪し、誠意ある対応を行うことが大切です。
誠実な対応は、むしろファンを増やすきっかけになります。

5. 淘宝は“人とのつながり”を育てる場です

商品を売るだけでなく、顧客との関係を築くことでリピーターや紹介につながります
長期的な視点で運営することが、安定した成功への近道です。

中国留学ビザ(Xビザ)

中国への留学を検討中の方へ。
glink21では留学ビザの申請代行は行っておりませんが、信頼できる情報源をご案内しています。

留学ビザ(Xビザ)の概要

🎓 X1ビザ vs X2ビザ:違い一覧

項目 X1ビザ X2ビザ
対象 長期留学(180日以上) 短期留学(180日以下)
滞在可能期間 原則1年以上
(居留許可が必要)
最大180日(延長不可)
入国後の手続き 居留許可の申請が必要
(30日以内)
そのまま滞在可能
(居留許可不要)
一時帰国 可能
(マルチビザもあり)
原則不可
(帰国すると失効)
必要書類 録取通知書
+JW202またはJW201
録取通知書のみ
主な用途 大学・語学学校での長期就学 短期語学研修
交流プログラムなど

📄 Xビザ申請に必要な書類一覧(2025年版)

共通で必要な書類(X1・X2共通)

  • パスポート原本(残存有効期間6か月以上)+顔写真ページのコピー
  • ビザ申請書(オンラインで記入・印刷)
  • 証明写真(背景白、3.3cm×4.8cm、規定サイズ)
  • 中国ビザ申請オンライン予約票(事前予約が必要)
  • 中国ビザ申請書オンライン記入確認ページ

🧾 X1ビザ(180日超の長期留学)の場合

  • 大学の入学許可証(录取通知书)
  • JW202またはJW201表(外国留学人員来華確認表)
  • 健康診断書(入国後の居留許可申請時に必要)

🧾 X2ビザ(180日以内の短期留学)の場合

  • 大学の入学許可証(录取通知书)
  • ※JW202表は不要
  • ※健康診断書も不要

🧩 補足ポイント

  • X1ビザは入国後30日以内に「居留許可」の取得が必要です。その際に健康診断が求められます。
  • 証明写真は規格が厳格なので、写真館で「中国ビザ用」と伝えるのが安心です。
  • オンライン申請と窓口予約は別サイトで行う必要があります。

🕒 滞在期間と更新方法の違い

項目 X1ビザ(長期) X2ビザ(短期)
滞在期間 180日以上(通常1年) 最大180日(延長不可)
入国後の手続き 30日以内に居留許可を取得 そのまま滞在可能
(居留許可不要)
更新方法 居留許可の更新申請が可能(公安局で) 原則更新不可。再申請が必要
再入国 居留許可があれば可能(マルチ) 原則不可(シングルエントリー)

🧩 補足ポイント

  • X1ビザは「ビザ」ではなく「居留許可」で滞在期間が管理されるため、更新や延長が可能です。
  • 居留許可の更新は、滞在期限の3日前までに公安局出入境管理部門で申請する必要があります。
  • X2ビザは延長不可なので、180日を超える場合はX1ビザへの切り替えが必要です。

🎓北京市人民政府公式サイト(日本語版)👉
内容:X1・X2ビザの申請方法、必要書類、オンライン申請手順などを詳しく解説
特徴:日本語で丁寧に説明されており、初めての方にもわかりやすい
– URL:japanese.beijing.gov.cn – 留学ビザ申請案内

🎓上海市人民政府公式サイト(日本語版)👉
内容:Xビザの申請条件、必要書類、延長手続き、公安局の窓口情報など
特徴:上海での留学を検討している方向けに、実務的な情報が豊富
– URL:japanese.shanghai.gov.cn – Xビザ申請方法

奨学金制度の紹介
JASSO公式:中国政府奨学金情報 👉
日本の公的機関であるJASSO(日本学生支援機構)が運営する公式情報ページ

🏥 中国留学中の医療・保険のポイント

✅ 1. 医療機関の種類と特徴

  • 公立病院設備は整っているが、待ち時間が長く、言語対応は基本的に中国語のみ
  • 私立病院・国際病院英語・日本語対応あり。診察料は高め(数千円〜数万円)
  • 大学付属クリニック簡易診療や健康相談が可能な場合もあり

✅ 2. 医療費と支払い方法

  • 診察料は原則有料:公立病院で数十元(数百円)、私立病院では数百元(数千円)以上
  • 医療は原則前払い
  • 現金・Alipay・WeChat Payでの支払いが一般的

✅ 3. 保険制度と加入方法

  • 中国の医療保険制度
    • 都市職工基本医療保険(会社勤務者向け)
    • 都市住民基本医療保険(学生・無職者向け)
  • 外国人留学生は大学を通じて「学生医療保険」に加入するケースが多い
    授業料に含まれていることもあり、加入証明書が発行される

✅ 4. 日本からの海外旅行保険の活用

  • **日本の保険会社の「海外留学保険」**に加入しておくと安心
    → 医療費補償、緊急搬送、通訳サービスなどが含まれる
    → 国際病院での診察費用もカバーされる場合あり

✅ 5. 健康診断と居留許可

  • X1ビザ(長期留学)の場合入国後30日以内に居留許可申請が必要
    → その際に健康診断書(外国人体格検査記録)を提出
    → 日本で取得する場合は国公立病院で英文書式+両面印刷が必要

🎯 まとめ

中国留学中は、大学を通じた医療保険+日本の海外保険の併用が理想的です。
医療機関の選び方や診察費用の違いも事前に理解しておくことで、安心して滞在できます。

🎓 中国留学:学校選びのポイント

1. 🗺️ 地域(都市選び)

  • 北京・上海教育水準が高く、交通・生活面も便利。ただし物価は高め
  • 地方都市(大連・広州・成都など)費用を抑えやすく、日本人が少ない環境で集中できる
  • 方言の影響普通話(標準中国語)を重視するなら、北京や北部都市が有利

2. 💰 費用と予算

  • 学費は1学期(半年)で 約9,000〜18,000元(約20〜40万円)
  • 都市部は寮費・生活費も高め。地方都市なら総費用を抑えやすい
  • 奨学金制度の有無も確認(JASSOや中国政府奨学金)

3. 🧑‍🎓 日本人比率

  • 日本人が多い学校:安心感・仲間ができる・先生が日本人の弱点を理解
  • 日本人が少ない学校:語学環境としては理想的。孤独感に注意
    → 自分の性格や目的に合わせて選ぶのがベスト

4. 🏫 学校の知名度・教育内容

  • 有名大学(北京大学・清華大学など)=ブランド力・進学にも有利
  • 語学教育の質は「留学生受け入れ実績」がある学校が安定
  • カリキュラムの内容(会話重視/試験対策/進学準備)も要チェック

5. 📚 カリキュラムと進路

  • 語学留学後に本科進学を考えるなら、希望学部がある大学を選ぶと有利
  • 一般語学コースか、専門科目を含む進修班かも確認

🎯 まとめ
学校選びは「地域・費用・日本人比率・教育内容・進路」の5軸で考えると、自分に合った留学先が見つかります。

glink21では留学ビザの申請代行は行っていませんが、信頼できる情報源をご案内しています。

🔗 参考リンク

🏠 滞在中の住居タイプと費用

✅ 大学寮(宿舍)
費用目安:年間約 12,000〜35,000元(約25〜70万円)
部屋タイプ:1人部屋、2人部屋、3〜4人部屋など
特徴:安全・便利・学校管理。人気校では早期申込が必要

✅ 民間賃貸(アパート・マンション)
費用目安:月2,000〜6,000元(約4〜12万円)
特徴:自由度が高いが、契約・公安登録が必要。中国語力も求められる
注意点:契約書の確認、敷金・礼金、光熱費の支払い方法など

🧩 地域差に注意

  • 一線都市(北京・上海・広州など)物価高め、住居費も高い
  • 地方都市(西安・成都・昆明など)物価が安く、生活費を抑えやすい

glink21では、就職・起業・家族帯同などの長期滞在支援を中心に行っています。
留学目的のかたは、上記の公的情報をご活用ください。

 

抖音(ドーイン)で成功した日本企業の事例

1. ISDG(医食同源ドットコム)

商材:健康食品・サプリメント(酵素・ダイエット系)
施策:KOL(インフルエンサー)を起用し、ライブ配信+商品レビュー動画を展開
成果:短期間で数百万回再生、売上大幅増
ポイント:視覚的にわかりやすい商品+健康志向の中国ユーザーにマッチ

2. FANCL(ファンケル)

商材:無添加化粧品・サプリメント
施策:ブランドストーリーを伝える動画+ライブコマース
成果:ブランド認知度向上+EC売上増加
ポイント:**「安心・安全・日本品質」**という価値観が中国ユーザーに刺さった

3. ANESSA(資生堂)

商材:日焼け止め
施策:KOLによるリアルな使用レビュー+屋外ロケ動画
成果:再生数・保存数ともに高水準、若年層への浸透に成功
ポイント:「実際に使ってみた」動画が信頼感を生み、購買に直結

🔗 出典・参考
– クレソン:Douyinマーケティング成功事例まとめ 👉

ドーイン(抖音/Douyin)とは?

  • 開発元:ByteDance社(TikTokと同じ会社)
  • 対象地域中国本土専用(TikTokは国際版)
  • ユーザー数:DAU(デイリーアクティブユーザー)約7〜8億人

🛍️ ドーインの特徴的な機能

  • ライブコマース:動画内で商品を紹介し、即購入可能
  • 抖音小店(Douyin Shop):EC機能が内蔵されており、店舗運営も可能
  • 地域別レコメンド:ユーザーの位置情報や好みに応じて動画が最適化される
  • ミニアプリ連携:飲食店予約、チケット購入なども可能

成功の共通ポイント

KOL(インフルエンサー)活用:信頼性と拡散力を両立
ライブ配信+EC連携:その場で購入できる導線設計
中国ユーザーの価値観に合わせた訴求:「健康」「安心」「日本品質」など

ドーインは「TikTokの中国版」ではなく、中国市場に特化した超高機能ショート動画プラットフォームです。
EC・ライブ配信・地域密着型マーケティングが可能で、中国での認知拡大や販売促進には欠かせないツールとなっています。

🧩 日本企業が使う場合の注意点
• TikTokでは中国ユーザーにリーチできない
• 中国市場向けにはドーイン専用の運用・広告戦略が必要
• 登録には中国の電話番号や法人情報が必要な場合あり

中国滞在の基本的法律知識

中国に安全に滞在するための基本的法律知識

中国に滞在する外国人の皆様へ

中国で安心して暮らすためには、日常生活や仕事に関わる基本的な法律知識が欠かせません。

知らないままでは思わぬトラブルにつながることもあります。
制度のルールを理解し、守ることが快適な滞在につながります。
glink21では、制度理解と実務支援の両面から、皆様の中国滞在をサポートしています。

(1)パスポート・居留証の携帯義務:中華人民共和国出境入境管理法
中国に在留又は短期滞在する16歳以上の外国人は、必ずパスポート又は国際旅行証もしくは停留・居留許可証を携帯し、公安機関の検査に備えなければならない。
(第38条)
②(①の違反に対しては)警告を与え、2,000人民元以下の罰金を科すことができる。
(第76条)


(2)臨時宿泊先の登記:中華人民共和国出境入境管理法
①外国人が中国国内でホテルに宿泊する場合は、ホテルは規定に基づき、宿泊登記手続を行わなければならない。外国人がホテル以外の住所に居住もしくは宿泊する場合は、入居(チェックイン)後24時間以内に本人もしくは宿泊先の者が(管轄の派出所に)登記手続を行わなければならない。
(39条)
②(①に違反した場合は)警告を与え、2,000人民元以下の罰金を科すことができる。
(第76条)


(3)不法滞在:中華人民共和国出境入境管理法、同国外国人入境出境管理条例
①以下に挙げる状況が外国人の不法滞在にあたる。
(第25条)
・ ビザ、停留・居留許可で規定された期限を超えて停留・居留している場合
・ ビザ免除で入国した外国人がビザ免除期限を超えて滞在し、かつ停留・居留許可手続を行っていない場合
・ 規定された停留・居留区域を越えて活動した場合
・ その他
②不法に滞在した場合は、警告を与え、違反の程度が著しい場合は、不法滞在1日につき500元、総額1万元未満の罰金もしくは15日以下の拘留を科す。
(第78条)


(4)人民元及び外貨の持込・持出制限:外貨現金携帯持込持出管理暫定規定等
①5,000米ドル相当以上の外貨を中国に持ち込む場合は、税関に申告する必要がある。
②中国国外への外貨の持ち出しの上限は5,000米ドル相当であり、規定の額以上の外貨を持ち出す場合には、銀行で外貨持出許可手続を行い、税関に提出する必要がある。
③人民元の持込・持出の上限額は20,000人民元である。
規定に違反した場合は、行政処分を科し、処分手続完了後に出入国を許可する。


(5)「軍事禁区」、「軍事管理区」への立入禁止:軍事施設保護法
①軍事禁区と軍事管理区には(その区域が一般人にも軍事施設だとわかるよう、)規定に基づいた標識を設置する。
(第9条)
②以下の行為を行った者は、「中華人民共和国治安管理処罰法」第23条の処罰規定を適用する。
(第43条一部)
・ 軍事禁区や軍事管理区に違法に進入し、制止に従わない者。
・ 軍事禁区や軍事管理区に対し、撮影・録音・偵察・測量・描画・記述を違法に行い、制止に従わない者。

在上海日本国総領事館Web
居留許可、就労、査証(ビザ)に関する注意事項  👉

中国ビジネス・生活に役立つ情報集


中国ビジネス・生活に役立つ情報集
– glink21が厳選した、実務に役立つ制度・手続き・注意点 –


中国での会社設立・ビザ取得・税務申告・生活支援など、進出に必要な情報をカテゴリ別に整理しました。
初めての方も、すでに進出済みの方も、ぜひご活用ください。

🔹 ビザ・滞在・出入国関連

[Mビザについて]
  👉こちら
中国での商業活動や貿易業務を目的とした短期滞在用のビザ

[Mビザでの長期滞在のリスク]
  👉こちら
商用ビザでの継続滞在がもたらす法的リスクと事例

・留学ビザ(Xビザ)
 👉こちら
信頼できる情報源をご案内しています。

🔹 居留・宿泊・滞在管理

居留許可申請の状況確認
👉こちら
オンラインでの進捗確認方法と注意点

境外人員臨時住宿登記単(臨時宿泊登記証)
👉こちら
ホテル以外に滞在する場合の登録義務と手続き

🔹 家族・帯同・出産関連

家族帯同ビザ(S1・S2)
配偶者・子どもを帯同する際の申請方法と条件
👉こちら

中国で出産予定のかた
医療機関の選び方とビザ・保険の注意点
👉こちら

🔹 出入国法令・制度

中華人民共和国出入境管理法(原文)
👉こちら
外国人の出入国に関する基本法令(全文)

外国人入国出国管理法実施細則
👉こちら
実務に関わる細則と違反時の対応

🔹 緊急・特殊対応

旅行証について
👉こちら
パスポート紛失時や緊急出国時の代替書類

パスポートを紛失した場合
👉こちら
再発行手続きと大使館・領事館の連絡先

中国ビザ申請サービスセンター
👉こちら
各都市の申請窓口と対応範囲

📂 カテゴリ別リンク一覧

🧾 法令・制度(会社設立・登記・ICPなど)

🛂 ビザ・滞在・出入国

  • 就労ビザ申請の基礎知識 ⇒📄
  • 外国人の中国における就業管理規定 ⇒📄
  • 外国人工作許可証の電子版登録 ⇒📄
  • Mビザでの長期滞在のリスク ⇒📄
  • 家族帯同ビザ(S1・S2) ⇒📄
  • 永住権取得サポート ⇒📄
  • 居留許可申請の状況確認 ⇒📄
  • 境外人員臨時住宿登記単(臨時宿泊登記証) ⇒📄
  • 外国人入国出国管理法実施細則 ⇒📄
  • 中華人民共和国出入国管理法(原文) ⇒📄
  • 旅行証について ⇒📄
  • 中国で出産予定のかた ⇒📄
  • パスポートを紛失した場合 📄⇒
  • 中国ビザ申請サービスセンター ⇒📄

💰税務・電子化

  • 個人所得税について ⇒📄
  • 個人所得税APP登録方法 ⇒📄
  • 個人所得税183日ルールと6年特例 ⇒📄
  • 外国人工作許可証の電子版登録 
  • 2024年度の個人所得税の決算清算準備 ⇒📄
  • 電子発票(e-invoice)について ⇒📄

🧑‍💼 人事・契約

  • 中国人スタッフの雇用契約書の作り方 ⇒📄
  • 社会保険・住宅積立金の加入義務 ⇒📄
  • 駐在員の給与設計と税務処理 ⇒📄
  • 商標登録・知的財産権の保護方法 ⇒📄
  • 電子契約の法的効力と注意点 ⇒📄

🌐 デジタル・IT

  • WeChat公式アカウントの開設と運用方法 ⇒📄
  • 小紅書(RED)でのプロモーション事例 ⇒📄
  • 中国国内でのサーバー設置とICP備案 ⇒📄
  • 越境ECと一般貿易の違いと選び方 ⇒📄

🏢 地域別進出ガイド

  • 上海での会社設立の特徴と注意点 ⇒📄
  • 蘇州の開発区の比較 ⇒📄
  • 深圳でのIT企業支援制度 ⇒📄
  • 地方都市(成都・西安など)の進出メリット ⇒📄

🏢公的機関・大使館

  • 中国国内の日本大使館・日本領事館 ⇒📄
  • 日本国内の中国大使館関係連絡先 ⇒📄
  • 中国ビザ申請サービスセンター ⇒📄
  • 日本企業支援窓口(在中国日本大使館) ⇒📄
  • 外務省 官民連携推進室(日本) ⇒📄
  • JETRO中国事務所 ⇒📄

公的機関の情報も活用しながら、glink21では「実際にどう動けばいいか」「どこに注意すべきかを日本語でサポートいたします。
制度の概要は大使館やJETROでご確認ください。
glink21は実務レベルでお手伝いします。

🏢情報関係

    • 上海市提供国際サービス ⇒📄
    • 北京市へようこそ ⇒📄
    • JETROビジネス短信 ⇒📄

日本語で読める公式・専門情報

情報源名 内容 リンク
中国経済新聞(ChinaNews.jp) 中国の経済・産業・社会ニュースを日本語で速報 中国経済新聞

財新 Biz&Tech
(東洋経済オンライン)
中国の経済・テック・政策を深掘り解説 財新 Biz&Tech

Bloomberg 日本語版
(中国経済)
中国のGDP・政策・国際関係などの分析 Bloomberg中国経済

PwC 中国業務支援室
(CBN)
中国進出・投資・M&Aに関する専門支援 PwC CBN

 

記帳・申告サポート

中国での会社設立後の税務・会計サポート|記帳・申告・制度対応まで一括支援

中国で会社設立後は税務申告・会計記帳・社会保険対応などが始まります。
外資企業・分公司・内資企業を問わず、中国制度に準拠した税務・会計サポートを日本語で提供。
初期設定から月次記帳、年度申告、税務調査対応まで、安心して任せられる体制を整えています。

1. 設立後に必要な税務・会計業務とは?

  • 税務登記(納税者識別番号の取得)
  • 月次記帳・納税申告(増値税・企業所得税など)
  • 年度決算・監査対応
  • 社会保険・個人所得税の申告

社会保険について

中国では会社設立後、従業員を雇用すれば社会保険加入が法定義務となります。
以前は上海において外国人の社会保険加入が任意扱いとされ、実務上“払っていないケース”も多く見られました。
しかし現在は全国的に外国人も加入義務があり、上海でも2025年以降は厳格に運用される見込みです。

なお、日中社会保障協定により、日本の社会保険に加入している駐在員は年金部分が免除されますが、医療・労災・失業・出産保険は対象外です。
未加入のまま放置すると、遡及徴収や罰金の対象となる可能性があるため、最新の制度に基づいた対応が必要です。

※滞在日数によって税務上の扱いが変わる場合があります。
詳しくは183日ルールと6年特例について👉をご覧ください。

2. 外資企業・分公司・内資企業の違い

項目 外資企業 分公司 内資企業
税務登記 必須 親会社と連携 必須
会計基準 中国会計準則(CAS) 同上 同上
社保対応 法定義務あり 地域によって異なる 同上

3. glink21のサポート内容

  • 記帳代行(中国会計基準に準拠)
  • 月次申告
    年度末検査の支援
  • 税務調査・監査対応のアドバイス
  • 会社運営に関するコンサル

料金の目安:
毎月の税務申告と会社運営に関する相談・コンサルを含めて、**月額1,000元(税込)**でご提供しています。
相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
一般的な税務申告代行では、毎月の申告業務は対応しても、政府部署との打ち合わせや調査対応までは含まれないことが多いです。
記帳・申告に加え、政府関係部署とのやり取りや会社継続に関する制度対応も含めてサポートしています。
制度の変化にも安心して対応できる体制で、長期的なお仕事の継続を支えます。

会社設立直後に、無理に従業員を雇用する必要はありません。
ご希望の業務に応じて、当社がスポット対応でサポートいたします。

業務サポート

4. よくあるトラブルと回避策

  • 「申告漏れによる罰金」    → 納期管理と電子申告で回避
  • 「税務調査時の書類不足」→ 記帳と証憑管理を徹底
  • 「社保未加入による指導」→ 登記後すぐに加入手続き

よくあるご質問

Q. 設立後すぐに税務申告が必要ですか?
はい、営業許可証が出来た月から月次申告が始まります。初月から対応が必要です。

Q. 会計は日本式でもいいですか?
社内の帳簿と言う感じで構いません。
中国では「中国会計準則(CAS)」に準拠した記帳が必要ですが、glink21が代行可能です。

Q.売上がないのに毎月申告が必要ですか?
はい、中国では会社設立後すぐに「月次申告」が義務付けられています。
たとえ売上がゼロでも、「ゼロ申告(无收入申报)」として税務局へ報告する必要があります。
これは、会社が正常に運営されていることを示すための制度であり、申告漏れがあると罰金や信用リスクにつながる可能性があります。
ポイント:
– 売上がなくても「申告義務」は発生します
– 電子申告で簡単に対応可能(弊社が代行)
– ゼロ申告でも期限を守ることが重要です

Q. 社会保険は必ず加入しないといけませんか?
はい、中国全土法人登記後は法定義務となります。
加入手続きもサポート可能です。

社会保険について(制度の背景)
以前、上海では外国人の社会保険加入が任意扱いとされていたため、未加入の企業も多く存在していました。
しかし、2021年にその通知が失効し、現在は外国人も原則として社会保険への加入義務があります。
2025年以降は上海市でも制度運用が厳格化される見込みであり、
設立直後や従業員がいない場合でも、監査役や法定代表人に対して加入を求められる可能性があります。
弊社では、制度変更に伴うリスクを回避し、罰則や違反が生じないよう、最新の法令に基づいた実務指導を徹底しています。

Q. 日本本社への報告書は作ってもらえますか?
はい、日本本社との連結決算の場合は別途料金になりますが、日本語での月次報告書・翻訳対応も可能です。

Q. 外国人も中国で社会保険に加入しなければなりませんか?
A. はい、原則として加入義務があります。
中国の社会保険法では、中国国内で就労する外国人も以下の5つの保険に加入する必要があります:
• 養老保険(年金)
• 医療保険
• 失業保険
• 労災保険
• 生育保険
以前は上海市において、外国人の社会保険加入が任意扱いとされていた時期がありましたが、2021年に関連通知が失効し、現在は義務化されています。
2025年以降は上海でも制度運用が厳格化される見込みです。

Q. 社会保険に加入していないとどうなりますか?
A. 未加入のまま放置すると、会社側に対して遡及徴収や罰金が科される可能性があります。
また、外国人本人もビザ更新や居留許可の審査で不利になる場合があります。
特に監査役や法定代表人に対しても、加入を求められるケースが増えており、制度変更に合わせた対応が重要です。

Q. 日本の社会保険に加入している場合はどうなりますか?
A. 日中社会保障協定により、一定の条件を満たす駐在員は中国での年金保険が免除されます。
ただし、医療・労災・失業・生育保険は免除対象外です。
免除を受けるには、所定の手続きと証明書類の提出が必要です。詳細は弊社までお問い合わせください。

関連サービスのご案内

glink21では、会社設立前後の各種手続きや運営支援も一括対応しています。

設立形態の選定から登記・ビザ・Web対応まで一括支援
外国人雇用・就労ビザ取得サポート
ビザ申請・更新・年齢制限対応など、制度と実務を両面サポート
業務代行サービス
中国向けWebサイト開設・ICP登録支援

詳細はWechat・メール、またはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

相談はWeChat・メールでお気軽にどうぞ。

ICP登録と中国向けWebサイト

中国でWebサイトを公開するには、
ICP登録(インターネットコンテンツプロバイダー登録)
が必要です。

日本語サイトでも、中国国内からのアクセスや信頼性を高めるためには、制度対応・技術対応・ユーザー視点の3つが欠かせません。
本ページでは、ICP登録の流れ、中国語対応のポイント、サーバー選定、SEO・信頼性向上策まで、中国向けWebサイト開設に必要な情報をわかりやすく解説します。

1. ICP登録とは?義務と対象

  • 中国国内で公開されるWebサイトは、ICP登録が義務
  • 外資企業・内資企業どちらも対象
  • 登録がないとアクセス制限・信頼低下のリスクあり

2. ICP登録の流れと必要書類

  • 登記企業名義で申請(外資企業でも可能)
  • 必要書類:営業許可証、法定代表人情報、ドメイン証明など
  • 登録完了までの目安:2〜4週間

3. 外資企業と内資企業の違い

項目 外資企業 内資企業
登録可能か 可能 可能
信頼性 高い(法的保護あり) パートナー依存のリスクあり
サーバー契約 外資名義でも可 中国人名義が必要な場合あり

4. 日本語サイトの中国対応ポイント

  • フォント:日本語フォントが中国端末で崩れないように調整
  • 表現:安心・信頼・実績を強調するコピーが有効
  • 表示速度:中国国内からのアクセス速度を意識した設計

5. サーバー・ドメイン・ホスティングの選び方

  • 中国国内サーバー(阿里雲、騰訊雲など) vs 海外CDN
  • ICP登録に対応したホスティング会社の選定
  • .cnドメインの取得と管理

6. SEO・信頼性・ユーザー対応の工夫

  • ICP登録番号の表示(フッターに必須)
  • 中国語対応ページの設置(簡体字)
  • WeChat・LINE連携で問い合わせ導線を強化

7. よくあるご質問

Q. ICP登録って何ですか?
– 中国でWebサイトを公開するための「公式な登録制度」です。日本語サイトでも必要です。
– ICP番号が記載されてないWebは中国国外のサーバーです。中国国外のサーバーの場合はICP番号の記載は必要ありませんが、表示速度が遅いとか表示されなくなるケースもあります。

ICP登録の詳細 👉

Q. 外資企業でもICP登録できますか?
– はい、営業許可証があれば外資企業名義でも申請できます。

Q. 登録しないとどうなりますか?
– 中国国内からのアクセスが不安定になったり、信頼性が下がることがあります。

Q. サーバーは中国国内に置かないといけませんか?
– 必須ではありませんが、表示速度や登録のしやすさを考えると中国国内サーバーが有利です。

Q. 日本語だけのサイトでも登録できますか?
– できます。中国語でも日本語でも英語でも何語で制作しても構いません。
中国国内のレンタルサーバーを使用する場合は必ず必要です。

中国で会社を設立し、Webサイトを公開する場合、中国国内向けに安定したアクセスと制度対応を重視するなら、中国のレンタルサーバーを選ぶ方が有利です。
ただし、目的や運用体制によっては日本のサーバーにもメリットがあります。
以下に、両者の比較と選び方のポイントをまとめます。

サイトの目的 おすすめサーバー 理由
中国国内のユーザー向け
(信頼・速度・制度対応)
中国サーバー
(阿里雲、騰訊雲)
ICP登録が可能、表示速度が速く、WeChat連携などもスムーズ
日本・海外向け、または制度対応不要なテストサイト 日本サーバー
(さくらVPSX、server)
管理が簡単、費用が安い、制度手続き不要

中国サーバー
メリット

  • ICP登録が可能(中国国内での正式な公開に必要)
  • 表示速度が速い(物理距離が近く、検閲による遅延が少ない)
  • WeChat公式アカウントやAliPayとの連携がしやすい
  • 中国法人の経費処理がしやすい(会計・税務上の利点)

デメリット

  • ICP登録や公安局への届出など制度対応が必要
  • 日本人管理者にとっては操作やサポートが難しい場合がある
  • 費用がやや高め(通信料・管理費など)

日本サーバー
メリット

  • 管理が簡単(日本語対応、操作に慣れている)
  • 費用が安い(通信料・初期費用が低め)
  • 制度対応不要(ICP登録なしでも公開可能)

デメリット

  • 中国からのアクセスが遅くなる可能性あり(グレートファイアウォールの影響)
  • WeChat・Alipayなどの中国サービスとの連携が制限されることがある

選び方のポイント

  • 中国国内ユーザーがメイン
    → 中国サーバー+ICP登録
  • 日本人向けの情報発信・テスト運用
    → 日本サーバーで十分
  • 将来的にWeChat連携や広告展開を予定している
    → 中国サーバーが有利

中国現地法人設立・長期滞在サポート

中国現地法人設立・長期滞在サポート

glink21 サービス案内

このページは、中国での会社設立や長期滞在をサポートする窓口です。

中国現地法人設立の流れ

中国での現地法人設立には、事前準備から登記完了まで複数のステップがあります。
glink21では、以下の流れに沿って日本語で丁寧にサポートいたします。

  1. 法人形態の選定(有限会社・合弁企業・駐在員事務所など)
  2. 必要書類の準備(パスポート、印鑑証明、会社定款など)
  3. 現地登記申請(工商局への提出)
  4. 銀行口座の開設・資本金の送金
  5. 税務・労務登録の完了
  6. ビザ・長期滞在手続きの支援

中国現地法人設立のサポート風景

法人設立には、企業投資と個人投資で必要書類が異なります。
個人投資の場合は、株主のパスポートだけで設立可能です。
資本金はすぐに用意する必要はなく、設立後5年以内に納付すれば問題ありません。

各ステップで必要な書類や注意点は異なりますが、glink21では現地事情に精通したスタッフが、言語・文化の壁を越えてサポートします。
WeChatでの相談も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

・中国就労ビザの制度全体については、👉就労ビザの基礎知識ページをご覧ください。

・制度全体の流れや関連サービスについては、👉glink21総合案内をご参照ください。

・法人形態の違いや選び方について詳しく知りたい方は、👉こちらの解説ページをご覧ください。

・会社設立代行の詳細を詳しく知りたい方は、👉こちらの解説ページをご覧ください。

・就労ビザ取得サポートの詳細を知りたい方は、👉こちらの解説ページをご覧ください。

会社設立直後にスタッフがいなくても、案件ごとの業務サポートが可能です。
必要が無いスタッフを無理して雇用することはありません。
政府関連部署からの連絡対応 ⇒
外資口座開設 ⇒
輸出入権申請 ⇒
など、サポートします。

業務サポート詳細

対応エリアと特徴
– 上海を中心に、中国全土・香港で対応可能
– 地方政府の招商局とも連携、非対面での設立も可能
– 日本語・中国語対応、WeChatでの相談もOK

目的別で詳しく見る
外資企業設立の流れと注意点      ⇒
外国人雇用・就労ビザの注意点     ⇒
ICP登録と中国向けWebサイト開設 ⇒

設立可能な法人形態

 

法人形態 対象 特徴
外資企業 個人・法人投資 法的保護が強く、就労ビザ取得も可能
内資企業 中国人投資 パートナーが必要、法的リスクあり
分公司 (支社) 既存法人の支店 登記のみで設立可能、資本金不要

サポート料金の目安

サービス内容 料金(目安)
外資企業設立 12,000元〜
分公司設立 (中国国内に本社が必要) 4,000元〜
就労ビザ申請サポート 2,500元〜
ICP登録・Web開設支援
※レンタルサーバー選択サポート
1,000元〜

※詳細はお問い合わせください。相談は無料です。

よくあるご質問(FAQ)

Q. ノービザ渡航で会社設立できますか?
A. はい、可能です。ただし注意が必要です。
ノービザ(ビザ免除)での渡航でも、会社設立の申請手続きは可能です。
ただし、設立後に就労や経営活動を行うためには、別途「就労ビザ」の取得が必要です。
ノービザやMビザのまま業務に従事すると「不法就労」とみなされる可能性があるため、設立後は一度帰国し、Zビザを取得してから再入国する流れが一般的です。

Q. 資本金はいつまでに払えばいいですか?
A. 設立時に支払う必要はありません。
設立後、「5年以内に支払う」事が可能です。
実際の支払いタイミングは、税務・銀行・ビザ申請などの実務に応じて調整されるため、事業計画に合わせて柔軟に設計できます。

Q. オフィスが未定でも登記できますか?
A. はい、稼働オフィスは後からでもご相談いただけます。
会社設立時には登記住所が必要ですが、ご用意できます。
登記用の住所が未定の方にも対応可能なプランをご用意していますので、まずはご相談ください。

Q. 60歳以上でも就労ビザは取れますか?
A. 一般的な就労ビザは60歳の誕生日までです。
中国の就労ビザ(Zビザ)は原則として60歳未満が対象ですが、会社設立者(投資家)として申請する場合は、60歳以上でもビザの取得・更新が可能です。
実績や事業内容によって判断されるため、事前の制度確認と書類準備が重要です。

関連サービスのご案内
外国人雇用・就労ビザの取得サポート
中国向けWebサイト開設・ICP登録支援
登記後の税務・会計サポート
WeChatによる問い合わせ

中国長期滞在について

中国支社を持つ大手企業は日本本社の支援を受けられることが多いですが、中小企業や個人での進出では、現地対応をすべて自分で行う必要があります。
glink21では、そうした方々のために、事業初期から軌道に乗るまでの期間を支えるスポット対応をご提供しています。
行政手続きや通知対応はもちろん、生活面のサポートも含めて、日本語で安心してご相談いただけます。

・中国長期滞在の詳細については、👉こちらのページをご覧ください。・

滞在日数によって税務上の扱いが変わる場合があります。
詳しくは183日ルールと6年特例について👉をご覧ください。

お問い合わせ・無料相談

glink21には、個人事業主や中小企業の経営者の方から多くのご相談をいただいています。
飲食・物販・サービス業など、業種や規模を問わず対応しています。
初めての方でも安心してご相談いただけますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

中国で外国人を雇用する際の注意点

中国で外国人を雇用するには、法令に基づいた適切な手続きが不可欠です。
『中華人民共和国出入国管理法』第41条では、就労許可と就労ビザの取得が義務付けられており、違反した場合は企業・本人ともに罰則の対象となります。

本ページでは、就労ビザ取得の流れ・ノービザ渡航との違い・違反リスクの回避方法をわかりやすく解説します。

1. 外国人雇用に必要な許可とは?

  • 就労許可(外国人工作許可通知)の取得
  • Zビザ(就労査証)での入国
  • 居留許可の申請と取得

2. 出入国管理法第41条の概要

  • 法令の内容と違反時の罰則
  • 不法就労の定義と判断基準

3. ノービザ渡航との違いと注意点

  • 2024年11月30日再開のノービザ制度の概要
  • ノービザでは就労ビザへの切り替え不可
  • 正式な就労にはZビザでの再渡航が必要

4. 違反時のリスクと罰則

対象 処罰内容
外国人本人 最大2万元の罰金、拘留、強制送還
雇用企業 最大10万元の罰金、行政処分

5. よくある誤解とリスク回避

  • 「短期業務ならビザ不要?」→誤解です
  • 「契約書があれば合法?」→法令が優先されます
  • 「就労前の研修はOK?」→業務従事とみなされる可能性あり

6. よくあるご質問(FAQ)

Q. 観光ビザやノービザで入国して、そのまま働けますか? 
  いいえ、働くには「就労ビザ」が必要です。観光や短期滞在用のビザでは仕事はできません。

Q. 就労ビザを取る前に、少しだけ仕事をしても大丈夫ですか?
  A. それも違法になります。ビザが出る前に働くと「不法就労」とみなされ、罰則の対象になります。

Q. 会社を作った人(投資家)なら、60歳を過ぎても働けますか?
  A. はい、投資家としての就労ビザなら、60歳を過ぎても更新できます。

Q. ノービザで入国した後に、現地で就労ビザに切り替えられますか?
  A. できません。一度日本に戻って、就労ビザ(Zビザ)を取ってから再入国する必要があります。

Q. オフィスがまだ決まっていなくても会社は作れますか?
  A. はい、登記用の住所は招商局がご用意できます。稼働事務所は別に登録します。