Mビザでの長期滞在のリスク

2024年11月30日から、日本人へのノービザ渡航が開始されます。
一回の滞在が30日可能です。

Mビザは取得しやすく、一回の滞在が90日、1年~5年マルチがあります。

しかし、Mビザは、主に商業活動や貿易業務を目的としたビザです。
具体的には、日本企業に所属し、中国でのビジネス活動(貿易関係)を行う場合に必要となります。

つまり、短期の貿易ビザなのでそもそも長期滞在できるビザではありません。
1年マルチから5年マルチまでありますが、一回の滞在は90日間です。

申請時に、明確な渡航目的を記載する必要がありますが、この渡航目的以外の活動はできないことになってます。
中にはアルバイトなどをするかたが居ますが罰則を受けます。
もし、Mビザを取り消され帰国させられた場合は5年間の中国渡航禁止になるケースもあります。

最近はご夫婦で中国に住みたいと言うかたも増えてますが、Mビザを取得して住めばよいと勘違いをされているかたもいます。
商品の購入商談とか品質確認のなどの渡航目的でMビザを取得した場合、一回の滞在期間90日ずっと居て、現地でマンションを借りほぼ1年間ずっと住んでいるのはちょっと無理があります。
現地の公安から何をしているのか?どういう貿易活動をしているのか?などを調査をされるケースもあるようです。
この場合、工場との商談やサンプル購入とか何か活動した証明を求められることもあるようです。
生活費はどうしているのか、その証明を求められたというケースもあります。
万が一、悪質だと判断されMビザを取り消し帰国させられた場合は5年間の渡航禁止になるケースもあります。

つまり、中国に長期滞在をする場合は就労ビザなどを取得する必要があります。
※長期滞在できるのは、就労ビザ・親族訪問ビザ・家族帯同ビザ・留学ビザなどです。

現地で就職したり、起業してご自分の会社を持つことが、安全な滞在方法と言えます。

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